マスカレード・ホテル/東野圭吾

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小説レビュー
『マスカレード・ホテル』東野圭吾
集英社

あらすじ

都内で起きた不可解な連続殺人事件。

容疑者もターゲットも不明。

残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。

若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。

彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。

次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?

いま幕が開く傑作新シリーズ。

(BOOKデータベースより引用)

感想

キャラクターの設定が完全に映像化版の役者さんたちとリンクしてしまいました。

僕は、映画は観てないのですが、表紙に主演の木村拓哉さんと長澤まさみさんが写っているのが目に入ると、すぐにそのふたりの印象がインプットされてしまいました。

読むときも正味、その印象が始終離れませんでしたね。

話(事件)の展開のテンポがいいので

あっという間に読みきってしまいました。

トリック、推理の進め方、犯人像と後味の悪いとこなくストーリーが進んでいくのはさすが東野圭吾作品だと感じましたね!

最後に最も印象に残ったシーンです。

だが、そんな彼女に労いの言葉をかけてやらず、ただ冷たくあしらってしまった。おかげであの後もずっと後味が悪く、仮眠室でもよく眠れなかった。

新田

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