【2021年版】驚異のどんでん返し小説19選〈おすすめ〉

小説

小説のどんでん返しが好きなんですが、僕の超主観的な評価記事を作成しました。

(2021年5月18日現在)

評価については下記の4つの視点から星0~5で設定しました↓

評価基準

読みやすさ :文章量や表現などを複合的に加味したもの。

ストーリー:設定や状況など、物語として面白い(興味深い)かどうか。

衝撃:騙された瞬間に感じる瞬発的な衝撃具合。ちなみに星5つは「えーっ!!」と声を出してしまったもの。

後味:どんでん返しが起きた後や騙されたとわかった後にストーリーを思い返しながらジワジワと地味だけど脳裏を侵食してくるような妙な心地よさ。

それでは早速紹介していきましょう!

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殺戮にいたる病/我孫子武丸

あらすじ

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!

(本書巻末より引用)

サイコパスな殺人ものです。かなり常軌を逸してるし、グロテスクな表現もあります。映像で観てなくても胸がムカムカ気持ち悪さを感じてしまいました。サイコホラーの作品に抵抗がない、あるいは好きな方にはオススメです。「まじかよっ!」ってつい声を出してしまった作品です。従って衝撃度は文句なしの5.0で評価しています。

読みやすさ 4.0

ストーリー 3.5

衝撃 5.0

後味 4.0

仮面山荘殺人事件/東野圭吾

あらすじ

8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。

(BOOKデータベースより引用)

この結末には驚かされ、グッときてしまった。ストーリーの完成度はかなり高いです。

読みやすさ 4.0

ストーリー 4.5

衝撃 4.0

後味 3.0

ハサミ男/殊能将之

あらすじ

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

(本書巻末より引用)

見事に誘導されてしまう叙述トリック。また結末にも余韻が残る心地よさがたまならない。身近な友人達も名著名作と言っているが確かにその通り。期待して読んでいい作品です。

読みやすさ 4.0

ストーリー 4.5

衝撃 4.0

後味 4.0

イニシエーション・ラブ/乾くるみ

あらすじ

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

(BOOKデータベースより引用)

ラストで「?」となるが、2回読みたくなるとはそういうこと。瞬発的な衝撃は感じないものの後味5なのは、読み終わって真実を徐々に知っていくと背筋がゾワッとしたからです。

読みやすさ 4.5

ストーリー 3.0

衝撃 3.0

後味 5.0

ロートレック荘事件/筒井康隆

あらすじ

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

(BOOKデータベースより引用)

THE叙述トリックといった感じ。短くて読みやすいし、騙され系が初めてならオススメ。伏線回収も全てしてくれます。僕個人的には話をもっと泥臭くしてもいいかなと。

読みやすさ 4.5

ストーリー 3.0

衝撃 3.5

後味 3.0

闇に香る嘘/下村敦史

あらすじ

孫への腎臓移植を望むも適さないと診断された村上和久は、兄の竜彦を頼る。しかし、移植どころか検査さえ拒絶する竜彦に疑念を抱く。目の前の男は実の兄なのか。27年前、中国残留孤児の兄が永住帰国した際、失明していた和久はその姿を視認できなかったのだ。驚愕の真相が待ち受ける江戸川乱歩賞受賞作。

(BOOKデータベースより引用)

盲目の主人公の目線でよく描けてます。展開は途中で予想できてしまったがストーリーの緻密さは非常に良い。どんでん返しの種類としては好きなタイプ。

読みやすさ 3.0

ストーリー 4.0

衝撃 3.5

後味 3.0

どちらかが彼女を殺した/東野圭吾

あらすじ

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

(BOOKデータベースより引用)

他のどんでん返しとは種別が異なるかもしれませんが、かなり行ったり来たりさせられます。登場人物は少ないけどハラハラ楽しめる作品。

読みやすさ 4.5

ストーリー 4.5

衝撃 3.0

後味 3.0

アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

あらすじ

ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか?引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。(BOOKデータベースより引用)

現在の語りと2年前の語りがカットバックでそれぞれ話が進み、やがて重なろうとしたときに「!」がきます。

読みやすさ 4.5

ストーリー 3.5

衝撃 3.5

後味 3.0

ラットマン/道尾秀介

あらすじ

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは―。

(BOOKデータベースより引用)

タイトルの意味でもあるように、話が行き来し、それに読者である自分もきっと振り回される。僕も案の定、振り回されました。

読みやすさ 4.0

ストーリー 3.0

衝撃 4.0

後味 3.0

豆の上で眠る/湊かなえ

あらすじ

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。

(BOOKデータベースより引用)

リアルでもありそうで、登場人物それぞれの立場にたって見たくなる作品。我が子たちも姉妹だから…

読みやすさ 4.5

ストーリー 3.5

衝撃 3.0

後味 3.5

模倣の殺意/中町信

あらすじ

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版

(BOOKデータベースより引用)

話は読みやすく比較的テンポよく読み進められます。アッと感は僕はそこまで感じませんでした。ストーリーはいいと思っただけにもう少し驚かせてほしかったな!この叙述トリックは好き嫌いがあるでしょう。

読みやすさ 4.0

ストーリー 4.0

衝撃 2.5

後味 2.0

マリオネットの罠/赤川次郎

あらすじ

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”…森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。

(BOOKデータベースより引用)

「スリル満点」というと安っぽく聞こえるかもしれませんが、数回に渡って読むと、読んでないときに無性に続きが気になって読みたくなります。そんなストーリーの続きが気になるくらいハラハラする作品だと思います。最後の一言がすごく切ない!

読みやすさ 4.5

ストーリー 4.5

衝撃 3.5

後味 3.5

リバース/湊かなえ

あらすじ

深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのか―と。

(BOOKデータベースより引用)

まさか、まさか、まさか…あぁ、まじかよ…、、。終盤畳み掛けるように嵐のような嫌悪感がやってきます。誰に対しての嫌悪か?本当にいい意味で後味が悪すぎておすすめ。「イヤミス」とはこういう作品を言うらしいですよ。

読みやすさ 4.5

ストーリー 4.0

衝撃 3.5

後味 4.5

十角館の殺人/綾辻行人

あらすじ

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(BOOKデータベースより引用)

作品に忠実に没頭すべき。学生が奇妙な館に行ってそこで事件が起こるという、フィクションでよくありそうな設定だが、ある一言で繋がらなかったものが繋がってしまう。ただし、前評判だけで期待を持ちすぎてはいけない。

読みやすさ 4.0

ストーリー 3.0

衝撃 3.0

後味 3.0

葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午

あらすじ

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

(BOOKデータベースより引用)

真相がわかった時、一瞬にしてこれまで見てきた光景が変わりました。これぞ、騙しの1作です。ただし、ハラハラドキドキした緊迫感を感じたい人にとっては物足りないと思うストーリーかも。

読みやすさ 4.0

ストーリー 2.5

衝撃 4.5

後味 3.5

誘拐遊戯/知念実希人

あらすじ

(BOOKデータベースより引用)

東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。身代金は5000万円。犯人を名乗るのは、4年前の女子中学生誘拐事件の犯人「ゲームマスター」。交渉役には元警視庁刑事・上原真悟を指名。ゲームマスターのミッションを果たすべく、上原は池袋、豊洲、押上など、東京中を駆け回るが…。衝撃の結末が待つ犯罪サスペンス!

400ページですが、設定も現代で読みやすくスラスラ読めてしまいます。主人公と一緒に疾走することでしょう。終盤の伏線を見逃すな!

読みやすさ 5.0

ストーリー 4.0

衝撃 4.0

後味 3.5

その女アレックス/ピエール・ルメートル(橘明美 訳)

あらすじ

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

(BOOKデータベースより引用)

この作品は話が進むに連れて登場人物の見方が変化していきます。今まで出会わなかったタイプの展開だったのでストーリーと後味に高評価を付けました。最後まで読んで自身の心にどうだったかを問いかけてほしい一作!

読みやすさ 3.5

ストーリー 4.5

衝撃 2.5

後味 4.5

カラスの親指/道尾秀介

あらすじ

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。

(BOOKデータベースより引用)

どう転ぶかわからないまま進んでいきますが、あらすじにもあるように逆転劇が起きます。その逆転を受けて爽やかな気持ちになります。サスペンスではないので恐さはありませんがこのドラマを充分に堪能できます。本編中にちょいちょい挟まれるミスリードも楽しんでほしいです。

読みやすさ 5.0

ストーリー 4.0

衝撃 4.0

後味 4.5

慟哭/貫井徳郎

あらすじ

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。

(BOOKデータベースより引用)

読みやすさ 4.5

ストーリー 3.5

衝撃 4.0

後味 4.0


いかがでしたでしょうか。

積読を進め、都度更新していこうと思います。よかったらブックマークしていただけると幸いです。

(おまけ)さらに、快適に読書するために!

せっかくこの記事をご覧になってる皆さんへ。

外では歩き読書は危なくてできませんが、ルームランナーまたは、ステッパーを使うことで読書+運動ができます。

適度な有酸素運動は脳を活性化させ、頭がスッキリします。読書と相性は良さそうですね。

僕はルームランナーもステッパーも両方持ってます。運動習慣のある人もない人も、読書と共におうち時間をより快適に過ごすのはいかがでしょうか。

▼僕が使っているルームランナー(2017年に購入)

※こちらのルームランナーは引っ越しの関係で2020年7月31日をもって手放しました。3年弱使い続けてきましたが家庭用としては申し分なく、購入した値段以上に活用しました。

▼僕が使っているステッパー(2020年に購入)

反対にとことんリラックス状態を再現するにはYogibo(ヨギボー)が最高です。

僕は妻へのプレゼントで現物を店舗で購入し、電車に持ち込みましたが、大きすぎるのでめっちゃ持ち運びが大変&周りから始終白い目を浴びました。もし買うならネットで買った方がいいです(笑)

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