樋口裕一さんと言えば小論文というイメージしかなかったのですが、書店で見かけたのでついつい手に取ってしまいました。
『頭のよさは読解力である(幻冬舎)』
この「読解力」をテーマにした著書のレビューになります。
感想・気づき
冒頭では、日本人の読解力低下を指摘するところからスタートします。
読解力が欠如していくと歪んだコミュニケーション(歪んだというのは手段や方法ではなく、届ける側と受け取る側との認識が合致しないということ)が生まれてきますよね。
伝え方の問題と受け取り側の問題と2つの軸で問題視することがありますが、読解力は書くことで鍛えられるという主張が後半出てきます。
ここで樋口さんのテーマと重なりましたね。
文章は一般的には5W1Hで構成されるのが基本形とされますが、小論文では3WHAT2W1Hを意識すると綺麗な型になるというもの。
確かに型に倣って軽く論立てができるようになってくるとアウトプットがしやすくなりそうですね。
僕は読んでる最中は理解したつもりになりましたが、読み終わった後に意識してもなかなかできない部分もあったので読み返すことで参考にします。
また、僕は型にはめるのには苦手意識があるのですが、型から外すのは基本ができてからですもんね。
(何事もそうなんでしょうけど。)
僕の記事作りも、今は量産してこなすことを第一にやっていますが、こなれて来た頃に精度も上げ磨くこともやっていきます。
(ブログ読んでくれてありがとうございます。)
そのためにも、手元に置いておきたい一冊となりました。
少々論立てっぽい記事が出てきたら、くらゆーも少しは実力がついてきたと思ってください(笑)
「読解力」についての他オススメの本は、『AI vs 教科書が読めない子どもたち/新井紀子』があります。こちらは既に記事にしていますのでよかったら是非どうぞ。
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