生きている会社、死んでいる会社/遠藤功(第一部)

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ビジネス書

ザクッと見るレビューコンテンツにしては長くなるので、3分割してお届けします。

「創造的新陳代謝」を生み出す10の基本原則として本書は10章に章立てされています。

それを第一部~第三部で分類されており、この記事では第一部の感想レビューを書きます。

第一部|会社はどうあるべきか

1章から3章までが第一部として「会社はどうあるべきか」について問われます。『創造』というキーワードが本書を通して出てきますが、何か新しいものを創り出すということは、捨てたり、やめたり、断ち切ったりする行為を行わないと新しいことが入ってこなくなるというものです。

この辺は皆さん、自分勤めている会社はどうでしょうか?

所属している部署はどうでしょうか?

僕は、どこの会社員であっても、役職なんかなくても個人の意識と行動に起因するものと確信しています。

また、必要以上に「見える化」することは生産性が上がるどころか管理項目が無駄に増えるだけで、かえってマイナスの要素となる。

「見える化」という言葉だけが一人歩きして本来の役割を果たしていない。という話が出てきます。

そもそも本来は管理者が現場に対してとる施策であるものなので、

現場が「他部署の人たちが何やってるか見えないから会社が不透明でいかがなものか?」というのは

いささかナンセンスな話だと思います。

自分がやるべきことに集中していないと同じです。

自分がやれることやりたいことに集中すべきです。

自分でどうしようもできないことは考えるべきでないというのが僕の意見です。

だからこそ自分ができることを増やしていくスキルや場数(チャンス)を吸収して身に付けていかないといけません。

数年前までは僕も上記のようにナンセンスで粋っていました。

でも考え方と行動を変えたら自分のやれることが量も質も一気に伸びました。

さらに、本書で新陳代謝を行うべきだと言及されているのは、事業・業務・組織・人の4つで新陳代謝が行われていないと抑制・停滞・閉塞している状態に向かうことになると述べられてます。

特に組織においてはスリムなチームにし、マネージャーではなくリーダーを配置するのが良いと。少ないくらいがちょうどよいのは、その方が回るから。

確かにそうだなぁと共感しました。

人が多くて滞留することの方がリスクです。人がちょっと足りないなと思う方が、互いにフォローし合えるようになるからね。

続きは後程更新しますが、レビューより先に読みたい方は↓をご覧ください。

第二部:生きている会社になるには何が必要か

第三部:どうすれば生きている会社をつくることができるのか

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