「自分ってなんだろう?」
自分自身を不信に思ったり、考え込んだりする。
自分のことがわからなくなったり何がしたかったんだろうって後ろ向いてしまうことがある。
こんにちは、マルチタスク専門家のくらゆーです。
数年前までは僕もそんな思考回路の人間でした。
でも考え方と行動を変え、今はそんな風に思うことはありません。
他人は他人。そして自分は自分。
自分の価値観なんて自分の中で創造されたものでしかない。
だからあなたがやり遂げたいと思ったことは、あなた自身が行動を起こさないと何も変わらないということ。
自分がやりたいことがあってもそれを他人に依存して、結果実現しなくて他人のせいにする。
僕が最も嫌いな行動パターンです。
でも昔の自分はそういうことを繰り返していたんだと思います。
やるかやるまいか悩んでるんだったら、とりあえずやってみて、ダメだったら軌道修正するかどうかその時に考えればいいこと。
周りがあなたに対してどうこう意見したりするのは周り自身の問題なんです。反応しているのはあなた自身ではありません。
でもそんな簡単なことに気付けず悩むことが多かった。
こんなことやって周りはどう思うんだろうか?
反対するんだろうか?
「お前だけズルい」って言われるんだろうか?
でも、おもしろいもので、そんなことちまちま考えること自体がバカらしいんだと気付いてみると、
周りでも当たり前にそれを行動にしている人もいたり、
また、全然できない人もいたりと、
いろんな人が見えてくるんです。
些細なことでも気付くと見える世界が変わるというのは、本当なんですね。
そんな、僕自身の過去の経験もあり、
自分自身の行動の取り方で悩んでいる人や必要以上に周囲を気にしてしまう人に是非オススメしたい4冊あります。
ネコ型とイヌ型の例えが絶妙!
中でもこの手のテーマで例えがとても面白いと思ったのは、『「ネコ型」人間の時代/太田肇』です。
太田肇氏は同志社大学の教授です。
犬を飼っている自宅に迷い混んできた赤ちゃんネコが大怪我をし保護して飼うことになったエピソードをはじめとし、いろいろエピソードが繋がり、本書になったとか。
これまでの日本の社会全体が、しつける、教育する、協調することを強いる、など“みんなと同じ”ことに重きをおいてきた。
例えるなら「イヌ型」を作り出してきた、ということ。
ここでいう「イヌ」は、しつけられることにより主人に従順になり、言われたことを守るという動物の例として出てきます。
でもそういう「イヌ型」の行動は、指示待ち、決められたルール内でしか動かない、新しいことに挑戦しない。
これでは、都合は良くてもイノベーティブにはなりえません。
かろうじてこれまでは良かったとしてもこれからは一層通用しなくのではないでしょうか。
一方でネコは、気まま、外に飛び出す、遊びに熱中する、…。
このような要素がこれからを生きる時代には必要であると。
また、本書を通して「同調圧力」というワードが出てきますが、サラリーマンで働いている僕は、こういうのを様々なシーンで感じることあります。。
そんな日本の社会人の行動の取り方を危惧している1冊であると感じました。
とにかく、群れるな!
もっとストレートに“群れること”を批判している『群れから、離れよ!/川北義則』があります。
この本はおもしろい。
群れることで自身の能力が発揮できない他、意思決定や行動が遅くなったりするという危険性があると。
また、著者曰く、人間関係の悩みの9割は「群れ」に属しているから生まれるという。
本文では、やたら男!男!と書かれてますが女性が呼んでも充分理解できますし、内容としては性別関係ないと思います。
中でも良かったと感じたのが、「出る杭は打たれるが、出過ぎる杭は打たれない。出過ぎる杭になれ」という姿勢。
「異端」であろう
「異端」をテーマにしているのは『異端のススメ/林修&小池百合子』です。
2013年に出版された書籍なので、小池さんが東京都知事になる前ですね。
小池さんの経歴などほとんど興味なかったのですが、興味もってしまいますね(笑)
人と違うことを恐れずに、自分でアクションを起こすこと。
それに徹する。
世の中の常識が変わっていくのも、いつの時代も“異端児”がいるから。
林修さんと小池百合子さんの対談形式で、読者の行動を促す書籍となっております。
今度、橋下徹氏も『異端のすすめ』という本を出版されるようなので、そっちも気になります。これも非常に興味深い。
一生懸命自分と向き合おう
『自分のことだけ考える。/堀江貴文』です。
「失敗を受け入れない悪しき日本の風土病」という表現が出てきますが、ここで挙げている書籍の全てに共通してそのことを取り上げてます。
この書籍では1~3章と5章について読みすすめて、自分としっかり見つめ合い、自身のとるべき行動を見極めましょう!
コメント