営業はいらない時代になるのか。

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ビジネス書

『営業はいらない』三戸政和(SB新書)

すごいシンプルなタイトル。

シンプル過ぎるからこそ突き刺さりそうですね。

こんにちは、マルチタスク専門家のくらゆーです。

僕は営業職ではないのですが、

(マルチタスクのうち)プロモーションに関わる仕事がメインとなり、営業という側面にも関わっていますので、この本に興味がわきました。

しかも読みすすめると、BtoCだけの話に留まっているわけではなく、BtoBにも関係あるそうで…

僕が勤めてる会社はBtoBではないか!

ということで対岸の火事みたいな話と思わず最後まで読むことにしました。。

章立て

第1章 サラリーマンの不幸の根底には「営業がある」

第2章 世界はもう「営業不要」で成功しはじめている

第3章 テクノロジーが営業を殺す

第4 営業マンはどこに向かうのか

第5 営業マンを自由にする「小商い」のすすめ

気づき・感想

「営業」という職種が何のプロなのか再確認するいい機会になると思いました。

「営業」という言葉の範囲があまりにも広いので、個々人で認識が異なるでしょう。たとえ同じ企業の同じ営業職だとしても、実際に行っている役割や得意とするもの・強みは細分化できるることでしょう。

企業によってはインサイドセールスとアウトサイドセールスなど営業でも分類されている場合もありますし、新規開拓とルートで分類されている場合もあるでしょう。

また、分類など全くなく1パーソンが広い範囲を一貫して行っていることもありますよね。

この著書のタイトルでもある「営業はいらない」という言葉は営業マンに対してネガティブに聞こえ、いかにもネット記事に出てくるような釣りのようですが、実際に読むと何もネガティブなことばかりを書いているわけではありませんでした。

営業という職が生き残るために、これからは何が求められていくのかということが述べられています。

今まで漠然と「営業職」というだけで会社に重宝されていたものが、そうではなくなってくるのかもしれません。

それが遠い将来なのか近い将来なのか、たったそれだけの違いのようです。

僕自身がこの著書を読んで感じとったのは、

産業・労働やテクノロジーの変化に伴う購買行為や購買に至るまでの情報処理の変化を読み取って、リスクになるものは何なのかを追求し続け省くこと

が営業していく上で必要であるということです。

また、それを常に考え行動し続けなければならないと感じました。

何を強みとして日々活動しているのか、一会社の営業マンでしたら自分の勤めている会社における自分の立場や役割を再確認するのに良い本だと思います。

手に職と言える自分だけ持っているモノを見つけてしっかりと磨いていけるといいですね。

そして、僕の役割は仕組みの設計構築により営業の負担を減らすこともありますので、ある種「営業マンを減らす」為に存在しているのだなとも思いました。。


Twitterで読了のレビューしたら数分後にご本人からコメント付きでリツイートされたので驚きました↓

僕がコメントに主語を付けていなかったため、先方を誤解させてしまいました。ご本人だったので誤解を解くよう返信しました。。(プチ反省。)

コメント

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